セル分けについての説明ブログ

どか〜〜〜んとキタ━━━━(・∀・)━━━━!!!!(2006/12/01)



今日の原画上がりで、原画さんもかなり苦労したであろうカットが3つ程きた。
どれも通常の原画の10倍くらい分量のある代物。
いやホントお疲れ様でした。大変だったと思います。
チェックを始めて・・・A,B,C・・・・・・Rセル!?
最近は一般の方でもアニメーションの作り方を知っている人が多いので、今更説明することでもないのかもしれませんが、前述のアルファベットはセル分けのための記号です。
アニメのカットは、1画面にいろんなキャラや物体が別々のタイミングで動いている時は、1枚の画に書き込まず、それぞれを分けて描きます。
それがセル分け
要するにA〜Rまでの記号がついているということは、18の物体が別々に動いているということ。 でもこんな分け方、昔はできなかった。今はデジタル作業が殆どだからできるようになったんです。
御存知の方も多いと思いますが、以前アニメーションはセルと呼ばれるアセテートフィルムに転写した画を、耐水性の絵の具でペイントして、ドラマ等と同じくカメラで・・・実写と違う所は、台に固定した絵をコマ撮り して、フィルムに起こしていました。
今もセルという言葉は便宜上(前述の『セル分け』などのように、共通の言語として)残っていますが、セルを使っているわけではありません。
紙に描いたものをスキャナーで取り込んで、コンピューター上で彩色しているので、絵の具も使用していません。
このセルという物質は、一見透明ですが、微妙に色がついていて、数枚重ねるとその色が如実に現れます。
そのため、例えばA〜Eまでセル分けされていた場合、撮影する時にはAセルの上に4枚のセルがのっかることになり、一番下のセルはその影響で色が変わってしまうわけです。
そのため、セルを扱っていた時代は、セル重ねはEセルまで、という暗黙のルールがありました。 それでも画面の中で5体以上の物が別々に動くなんてことは、頻繁にあるわけです。その場合どうしたかというと、それなりの小細工をしていました。
例えば、初めはEにあったものを、Dのセルが動きが止まったり、またはEと動きをシンクロできる状況になった時、タイミングを見計らってDセルに移し、新たに動きだした物体を、空いた方のEセルに書き込む・・・などといった、ちょっとした計算が必要だったわけです。
今はセルを用いていないので、透明なところはあくまでも透明。いくら重ねても色が変わることはありません。
なので重ねの限界というルールからは解放されました。
これはデジタル化されてとても便利になった一面でもありますね。チェックもこの方が断然です。
ただタイムシートと呼ばれる、それぞれのセルの動きを撮影さんにわかるように指示する用紙がものすごくみっちみちになってわかりにくくなってしまうのが申し訳ない(^^;)
しかし重ねがいくらでもできるようになったとはいえ、18枚というのは初めて見ました。その苦労たるやいかほどの物か・・・
もうホント、原画さんには感謝、感謝です。


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