今日のお仕事

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05.7.17 また飲み会ネタ!?
昨日、飲み会ありました。決して飲んべェじゃ無いよ、あわわわ。
業界的にはめずらしく、全員所帯持ちという集団。総勢11
人。
内訳は演出3名(?)、仕上げ2名、美術1名、作画5名。
演出の?は作画もやってらっしゃる方がいるので、どう書いていいも
のやら・・・。加えて同じ店で別に飲んでいた演出さんも後から加わ
って12人で飲みました。皆さんに了解は得ていないので、名前はふ
せさせて頂きます。
あまり仕事の話はなかったかな・・・。何かゴミ出しの分担の話とか
食べ物の好き嫌いの話とかそんな感じ。さすが所帯じみて
る。

メンツの中には私の夫(アニメーター)もいて、後から聞いた話です
が、夫と美術さんはどうやら同じ専門学校の出身で、しかも同期だっ
た模様。学校の近くの店の話とかで盛り上がっていたようです。
私も映画の専門学校の出身ですが(今はもうありません)、科の定員
が40名のところ38名しかいなくて、卒業時に映像業界に就職した
人数も少なく、アニメ業界となるとさらに数える程で、同期の人間で
この業界にいまだに残っているのは1桁です。仕事で顔を合わせた
のは2名のみ・・・だから近くに同期とかいるとなんかうらやまし〜。
歳が同じな友人とかとはまたなんか違う感覚な気がする。
でも最近、専門学校の出身の新人、減ってきたような気がするのは私
だけかなぁ?大学卒業してきた子とか、普通の仕事1年くらいやって
業界入ってくる子が多いです。なんでだろ?とくに求人でそういう人
ばっか集めてるわけじゃないのにね。
そういう子も同期とか(入社の同期はあるだろうけど)少ないだろう
から、そういう疎外感みたいなの感じたりするのかしら。


05.7.13 コンテ終了・・・
今日コンテ1本上がりました。途中色々あって少し時間がかかってし
まいましたが、大体予定通り。タイトルはもう出しちゃっても大丈夫
かな。10月新番の『BLOOD+』です。
この作品でのコンテは2本目なんですが、どうも気になっていること
が・・・。
私、プロダクションIGさんとのお仕事はこの作品が初めて。なので、
IGさんの社風とかはまだよくわかりません。肌で感じる雰囲気は、
今まで私がお世話になってきたどの会社とも違う・・・かな?と、
結構探り探りな感じで入れて頂いたのですが、1本目のコンテをあげ
た直後、
「うちではあまりないタイプのコンテですね」
と言われ、
『それはどういう意味!?もしかして向いて無いっ
てことでは!?』

とか思って凹んだりとかして(__;)
でもとりあえず2本目には入ってしまいましたし、この後現場にも入
らせて頂くので凹んでばかりもいられないのですが。
1本目のコンテのチェック上がりを見せてもらって、
『影も形も残っていないのでは!?』
とか不安になりましたが、まぁそんなこともなく・・・でも最初にい
われたセリフは未だにひっかかったままです。
迷惑なら迷惑と言ってもらった方がむしろいいかも(T_T)
小心者にはきついッス。


05.7.9 久しぶりに
昨日久しぶりに仕事場に顔を出しました。やっぱ自宅で一人で作業し
てると刺激が少なくて精神的にやられてきますね。
会社に入ると一人の時にはないことに遭遇したりします。
昨日はお茶を汲みにいったところ、今年原画になった女の子が一生懸
命くるくる回っているところに遭遇。
気付いた彼女が照れくさそう
に笑っていました。実はさっきも同じ現場に遭遇。思わず
「がんばってるね」と声をかけてしまいました。
これは原画を描くために、キャラの芝居を自分で実演して
確かめている
んですね。
私もコンテをきるときに一人でごにょごにょやってる時がありますが
人に見られると結構恥ずかしい。
でも、恥ずかしくても自分で演じてみることはとても重要で、やるか
やらないかで芝居のリアリティが格段に変わってきます。
自分でやって判らない時は、人にお願いしてやってもらったりもしま
す。この間ケンカのシーンをコンテにしなきゃいけない時に旦那に
「ご免、ちょっと殴らせて」
といって殴らせてもらったり、体術のききめを確かめるのに腕をひね
って
「こっちにひねるのと逆にひねるのとどっちが痛い?」
とか言ってですね・・・決してドメスティックバイオレン
スなどでは・・・・・・・・・。

とまぁ、結構この仕事をしている人は日常的に行っていることなので
す。
『超人』を描いている作品なら問題ありませんが、リアルに人間描写
をする作品では、人間ができないことを描いてしまっては作品その
ものを台なしにしてしまう
ことがあります。現実、ありえない動きを
描いてくる原画さんも少なくありません。
原画マンは『役者』であり、その自分の演技をキャラクターに投影
することがお仕事
なので、彼女のような努力は続けて絶対損はな
と思います。人間の動きを理解することはアニメーションにおいては
基本中の基本で、それができて初めて『超人』も描けるのだと思うので。


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